2014年01月03日
思考と④の関係
思考と④の関係について書いていきたいと思います。
まずはおさらい。
思考 = このブログの内容を考えている存在。書いている存在。
まぁ、書いているのは③の体なんですが、細かいとこは置いといて・・・
④ = ①~③の人生劇場を傍観している存在。
映画鑑賞のように、ただただ傍観者として楽しんでいる。
この二つの違いをしっかり意識することが、
非常に重要です。
では、始めます。
『 思考と④は別の存在である 』
と言われて反論する声が聞こえると思います。
別の表現をすると反応する声ですね。
それが思考です。
僕らは日々、一瞬一瞬にいろいろなことを経験します。
何かを聞く、何かを見る、何かを触る、何かを食べる、何かを嗅ぐ
ご存知 「 五感 」 ですね。
で、その経験に対して、いちいち反応します(笑)
「いちいち」を今年の流行語にしたいともくろんでいます・・・(。-∀-)
いちいち、すべてに反応しています。
そしてその反応は、自動反応です。
思考が働くよりもはるかに速く、いちいち反応します。
しつこい?(笑)
まず反応して、その反応(感情)に対しての理由を思考が考えるって順番です。
実は反応の理由の殆どは思考の適当なこじつけです。
思考の考えが及ばないことが反応(感情)の根源には隠れています。
根源の理解と根源の癒しについて理解できるようになると、あなたに真の平和が訪れます。
そのいちいち反応しているのは④です。
そして反応(感情)に理由付けをしているのが、①の思考なんです。
イラッ

とか、
幸せ~

など、
よーく観察すると、反応(感情)の後に思考の理由付けが行われていることが解るはずです。
試しに、上の状況を逆の順番で感じることを想像してみてください。
「あ!嫌な言葉かけられた・・」 ⇒⇒⇒ イラッ

とか、
「あ!暖かい。自由かも」 ⇒⇒⇒ 幸せ~

ロボットかよっ て感じですよね?(笑)
「あ・・・、胸のあたりがジーンとする。。。目から水が出てきた。。。これが・・・感情?・・・これが・・・シ・ア・ワ・セ!?」
B級ロボット映画のラストシーンみたいになっちゃいます(笑)
本来、感情に理由付けは必要ありません。
嬉しいから嬉しいのです。
悲しいから悲しいのです。
その意味で、感情を否定することは無意味です。
感情を抑えることは苦しいのです。
そもそも、自動反応で起こった感情をいちいち否定したり抑えたり誤魔化したりするのは大変です^^;
思うまま、感じるままに生きることが、人としての幸せだと思います^^
と・・・、
話がそれたまま、まとめてしまいそうになりました(笑)
え~と、話を戻しますと、
反応しているのは、
感情を感じているのは④なんです。
①の思考は反応に対する理由付けのみ。
反応(感情)を処理すること、判断するこが思考の役割。
思考は判断するだけ、考えるだけ。
④が感情を感じて、①の思考が理由付けをする。
この関係を理解して、思考と④のそれぞれの反応を切り分けてとらえられると、自分の気持ちのコントロールが楽になります^^
気持ちのコントロール、つまり感情のコントロールができていない状況の例をあげてみます。
(例)
イラッ

↓
a ) 「嫌な言葉といえばアレもあるな・・・」 ⇒ その言葉を言われた場面を思い出して イラッ

b ) 「この人とは前にこんな嫌なこともあった・・・」 ⇒ そのシーンを思い出して イラッ

↓
a’ ) aのシーンから別の嫌な場面を思い出してイラッ

b’ ) bのシーンから別の嫌なシーンを思い出してイラッ

と言うように、次々とイラッ

なんてことない一言から堪忍袋の緒が切れるってのもこれが原因です。
常にイライラしている人は、上の自動反応を繰り返しているだけなのかも知れませんね^^;
思考と④が混在している状態で、何が何に反応しているかがわからないと疲れます。
この記事を読んだ後からは、ぜひ思考と④を分けて観察してみてください。
つまり、感情と感情の理由付けを分けて、別のものとして観察するってことです。
感情が自動反応なのだと理解できると、(例)のように感情に対する理由付けにまで反応しなくなります。
それだけでも、頭の中がかなりスッキリすると思いますよ^^
今回のスピリチュアル用語
感情 : 一瞬一瞬の経験に反応して起こるもの。④が感じるもの。
思考 : 反論する声。反応する声。
反応(感情)を判断し、理由付けをすることが役割。
反応 : 経験に対して、④の反応(感情)と思考の反応が生まれる。

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