2014年08月17日 16:03
原因と結果
人は、現実に不満を抱くとき、その原因を探しに行く。
「あのとき別の選択肢を選んでいれば・・・」
「あの人が居なければ・・・」
「雨さえ降っていなければ・・・」
現実を受け入れる代わりに、
現実逃避の為に、
犯人探しをします。
犯人を探して、吊るし上げて、責めて・・・・
意味がないことを知りつつも、ついやってしまう。
時間を無駄にして、そのことにも後悔し、苛立つ・・・
では、どうすればやめられるか?
それには 『 感情を感じきる 』 必要があります。
中途半端に、現実逃避としての犯人探しをするのではなく、
しっかりと、真剣に向き合って体感するんです。
向き合うのは 『 後悔 』 や 『 苛立ち 』
そして、先に抱える 『 恐れ 』 や 『 不安 』
目の前の現実から感じる感情すべてと向き合って、
感情を感じきる!
辛いです。 苦しいです。 逃げたくなります。
でも逃げて中途半端で終わらせてはダメなんです。
自分の感情と向き合うんです。
ここで注意がひとつ!
向き合ったつもりになる、そんな落とし穴があります。
それは、自己暗示(ウソポジティブ)です。
「 これは良い事なんだ!」
「 大丈夫!大丈夫!」
感情を感じることから逃げる行為は、正直無意味です。
もちろん、一度に受け入れられない現実を分割して感じる為に、何らかの方法を取ることは良いと思います。
でも、それはあくまでも 『 先延ばし 』 だということを忘れないでください。
感情に覆い被せたウソポジティブはただの応急処置です。
問題の根源となる感情は、感じ切らない限り消えることはありません。
そして実は・・・
そのウソポジティブで覆った感情を、僕らはたくさん隠し持っています。
幼少期のあの時の親の表情・・・
親友に言われたあの一言・・・
TVで見たあの事件・・・
まともに感じると自分が壊れてしまうと判断して、感情を誤魔化して、封印してきました。
様々なタイミングで、様々な形で、自分の感情と向き合っていくと、そんな過去の感情に気づくことがあります。
そのチャンスを逃さず、しっかりと感情を感じきって、終わらせませましょう!
「 答えは自分の中にある 」 とは、
「 封印した感情を手放しましょう 」 ということです(*´▽`*)
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